いくら高級な塗料を使っても、いくら営業マンが良い人でも、塗装工事の施工管理が出来ていないと、不具合の原因となってしまったり、手抜き工事をされてしまっても見抜くことがとても難しいのが塗装工事です。
ここでは弊社が行っている施工管理の重要性や管理方法について出来るだけ分かりやすくご説明させていただきます。

施工管理の重要性

良い塗装工事をするには、決められた施工方法で正しく施工する必要があります。
施工工程や使用材料を厳格に管理出来てこそ、高品質な塗装工事を行うことが出来ます。

例えば、ある品質(基準)を決められたクッキーを作りたいとします。
・薄力粉245g
・バター120g
・砂糖85g
・卵 Mサイズ1個
・ココアパウダー10g
・ラップをして30分~1時間冷蔵庫で寝かせます
・5mmの厚さに型抜きします
・170度のオーブンで予熱し、15分焼きます。

もし、このレシピを無視してクッキーを作ったとしたら
同等品質のクッキーは作れるでしょうか?
余程、クッキー作りの天才でもない限り、1回目で正確に同じものを作ることはとても難しいと思います。
逆にレシピ通りに作れば、いとも簡単にクッキーを作ることが出来ると思います。

塗料にも同じように品質を保つために塗料メーカーが仕様『標準塗装仕様書』を決めています。
・ 塗布量
・ 塗り重ね回数
・ 塗り重ね乾燥時間
・ 希釈率(塗料を薄める割合)
などです。

その他に施工上の注意事項として
・ 湿度85%以上では施工しない
・ 撹拌には電動ミキサーを使用する
・ 混合には軽量ハカリを使用する
などが有ります。

手抜き工事

最初にお伝えしておきたいのが、語弊を恐れずに言ってしまうと塗装工事は手抜き工事が物凄く簡単に出来てしまうということです。
なぜ簡単かと言えば、最後に上塗り塗料を塗ってしまえばそれまで全ての工程が覆い隠れてしまい、途中の工程が全く分からなくなってしまうからです。

余程、酷い施工でもしない限りは、塗って直ぐの施工不良を見抜くことは、プロである我々業者でも非常に難しいです。
ましてや、それが意図的にした手抜き工事だったら、それを見抜く難易度はかなり高いと言えます。

クッキーの様に食べたら味の違いや、焼き上がり加減などで分かるのとは違い、簡単には見抜けないのが塗装工事になります。

詳細な施工記録写真が重要になる

手抜き工事を防止する上で、とても有効な手段となるのが写真による記録です。
施工前の段階から順番に各施工箇所にて写真記録していくことで、お客様には安心を、我々施工業者は信用を得ることが出来ます。
試しに、インターネットで[外壁塗装 ○○市]で検索してみて、最初の1~3業者程のHPを見てみて下さい。

施工事例や工事日記などでしっかりと途中の工程の載せている業者か、それとも所々の写真が抜け落ちていないか?
しっかり施工管理出来ている施工業者なら、全行程を記録しているはずです。
もしくは、HPには載せていないがお客様への報告には、きちんとした施工記録写真を提出しているかも合わせて確認してみると、意外と簡単にちゃんと施工管理出来ている会社なのか、それとも出来ていないのかが簡単に分かったりします。

写真記録が一番簡単で低コスト

これまで申し上げた通り、塗装工事を管理するには写真で確認出来るように記録していく方法が一番簡単で有り、コスト的にもとても優れています。
別の方法として動画で記録することも出来ますが、管理や編集のコストを考えると、あまり優れた管理方法ではありません。
一番安心なのは、監視役を雇い1日中監視させれば安心かもしれませんが、それこそ、もの凄いコストになる為現実的ではありません。

なので、コストと手軽さを考えると、圧倒的に写真による詳細な記録が一番優れた管理方法となります。

写真記録を出来ないという業者には要注意

現在では携帯電話やスマートフォンに必ずカメラが付いているので、さっとポケットから取り出して撮れば、殆ど手間にもなりません。
もしもそれすらも管理できなかったり、めんどくさがるようでは、塗装職人としてとても意識が低く、施工会社としても管理体制や教育が不十分ということになります。
施工しながらそれらを写真に撮るだけです。
子供でも簡単に出来ることなので、写真管理が出来ない施工会社は論外ということになります。

管理に必要な写真の項目

写真記録といってもただ撮ればいいと言うわけではありません。

標準塗装仕様書を順守した施工にはどんな写真が必要なのか、材料管理や品質管理にはどんな写真が必要なのかも分かっていないと全く意味がありません。

簡単ですが必要になる写真項目を上げてみると

  1. 施工前の状態:建物やサッシ、付帯部などに傷や破損は無いか
  2. 施工箇所の施工前写真
  3. 各種塗装工程(必ず施工前写真と同じ構図で撮る)
  4. 撹拌、計量、希釈などの工程(材料が分かるように撮る)
  5. 使用材料の搬入、搬出(適正な数量が使用されたか)
  6. 排出産廃

以上の写真が基本的には必ず必要になる写真です。
大体、200~300枚前後の写真になります。

あとは見やすく写真をまとめて施工記録写真として提出して貰いましょう。

施工記録写真

弊社では施工記録写真は全てPDFファイルとしてメールやLINEにて提出させて頂いております。
WEB上やPCでしたら簡単に写真の縮小、拡大が行え確認できます。
ご希望があればオプションになりますがLINEによる、毎日の写真報告も行えます。
その他お客様のご希望が有りましたら、ご希望のフォーマット(googleドライブ・slack)へのUPも可能ですのでお気軽にお問い合わせください。

まとめ

ただ、写真を沢山取っていれば良いと言う物でもありません。
必要な工程・箇所を、的確に記録していく必要があります。

中身が良い見積書で作成して貰い、それを標準塗装仕様書に則って施工を行い、それらを適切に写真記録して初めて良い外壁塗装工事が出来たと言えます。

弊社では見積書作成から施工、管理まで完全自社施工・自社管理ですので、一貫してお任せ頂けます。

下請職人などは一切使っていませんので、弊社で責任を持って施工させて頂きます。