〇〇坪〇〇万円はダメ

良くある例として
インターネットなどで塗装業者を探している際に下記のような表示の売り込みサイトやチラシを見たことはないでしょうか?

30坪=498,000円

25坪=49.9万円

外壁まるごと=49.8万円

外壁塗装一式=45.9万円

パッと見は良さそうに見える

一見分かりやすい価格表示で良いようにも見えますが実は色々とカラクリがあります。

そのカラクリ(誤魔化し)を出来るだけ詳しく説明します。

途中、専門用語などが出てきますが出来るだけ分かりやすく説明しますので少し長いですが最後まで読み進めて頂けたらと思います。

塗布量がとても大切

塗布量とは
塗料には塗装面1㎡に対してどれだけ塗料材を塗りなさいということが各塗料メーカーによって決められています。

当然ですが塗料メーカーが出している塗装仕様書通りの施工をしないと、いくら高級で多機能な塗料を使っても、塗料本来の機能が発揮されなくなってしまうため、塗布量というのは物凄く重要ポイントになります。

例えば一例として

日本ペイントの
オーデフレッシュSi100Ⅲという上塗り塗料があります。
(この塗料は上塗り材として住宅からビル、マンションまで広く使われています)
クリックしていただくと下記のような記述があるかと思います。

オーデフレッシュSiⅢ 標準塗装仕様書https://www.nipponpaint.co.jp/biz1/building/products/ctlg/prd_202.pdf

塗布量

この中で使用量(kg/平方m/回)0.14~0.17という所が重要になります。

これは1㎡あたり0.14~0.17kgの塗料を塗り付けなさということになります。

すると1缶あたり88~107㎡塗ることができます。

例えば
外壁の面積が130㎡ある住宅の場合

上塗り塗材は二回塗りなので、外壁の面積か塗布量のどちらかを倍にする必要があります。

面積を倍にしたとして130㎡×2倍=260㎡となります。

オーデフレッシュSi100Ⅲは1缶あたり88~107㎡塗ることが出来るので

260÷(88~107)
260÷88=2.9缶(3缶)と260÷107=2.4缶(3缶)

3缶がこの場合必要になります。

説明が前後しますが、この1缶あたりに塗れる88~107㎡は、施工箇所の形状や状態によって、吸い込みや凸凹があることからメーカーが設けている幅です。

これは既存塗膜の種類によって最小値か最大値化はたまた中間を採用するのかが決まります。

この算出方法を知っていると、塗料メーカーで決められた仕様書通りの施工ができます。

正確な使用缶数が分かれば施工管理もしっかり出来ますし、なにより本来の塗料性能をしっかりと引き出すことが出来ます。

そして、塗料メーカーも平米(㎡)数と材料出荷証明が無ければ絶対に保証書を出すことはありません。

しかし

仮に何坪で見積もりをし正確な平米(㎡)数を出していなかったら上塗り塗材を誤魔化すことができます。

本来は3缶必要なのに2缶しか材料を使っていなければ1回塗りや、塗料の希釈を規定以上行っていることが考えられます。

また塗り重ね工程を誤魔化せるので人件費や作業時間も大きく減らすことが出来ます。

さらに

塗料メーカーが決めている塗布量がしっかりと塗られていない場合、塗料本来の性能が発揮されないため、

  • 早期に光沢低下が起きたり
  • 塗膜の剥離やクラックが発生したり

不具合を引き起こす要因になります。

現調見積 (現場調査をして見積をする)

ここまで読んで頂いた方ならどうすればいいか大体お分りだと思いますが、どの塗装業者でも、当然、弊社でも、塗装見積もりはほとんどの場合が無料です。

なので、見積もりの際はしっかりと現場調査をして既存塗膜や劣化状態など、しっかりと現状を診断してもらい正確な数量と適切な材料を提案してもらうようにして下さい。

くり返しになりますが診断や見積り、ご相談は無料なのです!
何社でも気が済むまで徹底的に比較、検討するべきです。

料金にだってしっかりと表れる
〇〇坪〇〇万円のカラクリ